M&Aコープさっぽろは29日、グループ会社で物流事業を展開する北海道ロジサービス(北海道江別市)が、物流会社4社と青果卸1社を同日付で買収したと発表した。
北海道ロジサービスは、物流会社のアイアイ・テー(石狩市)とそのグループ会社であるウィルキャリー(苫小牧市)、ロジエンス北海道(石狩市)、デリバリー(苫小牧市)、青果卸売のオリエンタルフーズ(札幌市)の全株式を取得。具体的には、日本産業推進機構グループ(NSSK)が管理する投資事業有限責任組合を通じて、これら5社の持株会社であるNSSK-MおよびNSSK-MM(東京都)の全株式を譲受した。
トラック運転手の残業規制による物流の滞りが懸念される物流の2024年問題と、高齢化による労働力不足が予想される「2030年問題」を背景に、人材と輸送力の確保を目指す。
コープさっぽろはすでに、宅配システムのトドックの車両、移動販売車両、夕食宅配サービスクルリンの車両と合わせて総計1700台を運用しており、今回の株式譲受により末端物流を支える基幹物流の強化を図る。
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