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兵機海運2Q、倉庫増益も主力の海運・港運は不調

2019年11月12日 (火)

財務・人事兵機海運が12日に発表した2020年3月期中間決算(4-9月)は、売上高71億3800万円(0.6%減)、営業利益2億2600万円(10.8%減)と減収減益で着地した。

主力の海運事業は、内航海運で鉄鋼輸送が伸び悩み、これに台風などの荒天が重なったことで大幅に運航効率が低下。輸送量は9.7%減少し、部門利益は1億1500万円と16.3%減少した。外航海運は、プロジェクト貨物の新規獲得によって取扱量は4.1%増加したものの、コストが先行する新規航路の影響もあり、部門利益は4100万円で26.1%減少した。

一方、倉庫事業は姫路地区の危険物倉庫が順調に寄与したほか、神戸港兵庫埠頭に新たに賃貸倉庫を稼働させた結果、部門利益は2.1倍の2400万円を計上した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高7,138 [-0.5%]3,717 [1.3%]14,378 [7.4%]10,938 [8.3%]
営業利益226 [-11%]146 [-10.9%]446 [30.7%]410 [30.1%]
最終利益182 [-6.6%]125 [-3.8%]361 [17.5%]310 [33.6%]
売上高営業利益率3.2%3.9%3.1%3.7%