環境・CSR川崎汽船は28日、FueLNG社(シンガポール)が保有・運航する7500立方メートル型LNG燃料供給船の船舶管理契約を締結した、と発表した。

▲LNG燃料供給船(出所:川崎汽船)
同船は、2020年下期にFueLNG社に引き渡された後、世界最大の燃料供給拠点であるシンガポールで初のLNG燃料供給船としてサービスを開始する。
LNGを燃料とする船は、環境負荷が低い次世代船として邦船三社がそれぞれ新造船を発表しており、川崎汽船も同日LNG燃料自動車専用船を今治造船に発注したことを発表している。
FueLNG社はシンガポールで、陸上の燃料輸送車から海上の船舶にLNG燃料を補給する取り組みを160回以上行っており、同社グループは、「当社が36年以上にわたって蓄積したLNG輸送・船舶管理の知見とFueLNG社の実績と知見を生かし、安全かつ安定的なLNG燃料供給サービスの提供を目指す」としている。
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国交省、LNG燃料船技術検証へ3事業採択(19年7月9日掲載)
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