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Doog、サウザーに積載能力300キロの大型モデル

2019年12月3日 (火)

▲ハンドパレットトラック牽引のカスタマイズ例(出所:Doog)

サービス・商品運搬ロボット「サウザー」の開発を手掛けるDoog(ドーグ、茨城県つくば市)は3日、サウザーの大型機となる「サウザージャイアント」(以下、ジャイアント)を事業者がカスタマイズ可能な「Eシリーズ」として販売・出荷を開始したことを発表した。

「ジャイアント」はその名が示すように本体は幅700ミリ、長さ1180ミリとなっており、荷台も幅700ミリ、長さ1000ミリと従来機に比べ、幅で100ミリ、長さで250ミリ大きくなった。

▲パレット積載型のカスタマイズ例(出所:Doog)

同時にバッテリーや足回りといったパワーユニットも強化され、走行速度は従来と同じ時速7.5キロだが、積載重量は120キロから2.5倍の300キロになり「パレット積載型」では最大荷重500キロ、ハンドパレットトラックのけん引質量は600キロを達成している。

ただしその分、自重は70キロから135キロに増え、段差走破能力は従来の最大9度から3度へとスポイルされているが、3度はパーセント換算で5%であることから、通常の使用では問題ない性能となっている。

追従性能も従来機からそのまま踏襲されており、運用時の安全性にも配慮されているという。