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出光興産・グリッド、三井物産とAI配船計画で協業

2019年12月9日 (月)

調査・データ出光興産とグリッド(東京都港区)は9日、三井物産と共同で、人工知能(AI)技術を活用し、内航船の配船計画を最適化する実証実験に取り組んでいることを公表した。

実験はことし6月から開始しており、3社はAIが輸送効率や在庫率といった複数の指標で過去のオペレーションを上回る結果を出していることを確認。今後は2020年5月までに深層強化学習などの最先端AI技術を業界で初めて配船計画に活用し、さらなる最適化・自動化・高速化に取り組む。また、最終的には実オペレーションへの導入や、サプライチェーン全体の最適化を目指すという。

同様の取り組みは、ことし9月に商船三井も発表しており、いずれも現在は熟練者が経験と勘をもとに、時間をかけて配線計画を立案している。

▲(出所:出光興産・グリッド)