ロジスティクス商船三井は12日、次世代の石炭船「EeneX」(イーネックス)2隻を大島造船所(長崎県)へ発注したことを発表した。
「イーネックス」は、効率、安全、環境、経済性、進化をコンセプトにした船舶で、貨物ホールド(船倉)のバラスト水兼用ホールドを廃止したことで貨物に塩分・錆などが混入するリスクを大幅に軽減したほか、貨物ホールドにダブルハル構造(二重構造)を採用したことでホールド下部の傾斜部を減らし、荷役作業の効率化を実現する。
同社では「イーメックスの提案を通じて、資源・エネルギーの安全かつ安定的で、ストレスフリーな輸送に積極的に取り組む」として、今後も継続的に発注していく予定だという。
全幅:38メートル
型深:20.05メートル
載貨重量トン:8万9900MT