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日本フルハーフ、13車種514台をリコール

2019年12月19日 (木)

行政・団体貨物車体メーカーの日本フルハーフは18日、後部突入防止装置のクロスメンバーエンド取付部の強度が不足しているとして、国土交通省にリコールを届け出た。

対象となる車両は、いすゞ自動車の「エルフ」「フォワード」「ギガ」、日野自動車の「日野デュトロ」「日野レンジャー」「プロフィア」、三菱ふそうトラック・バスの「ふそうキャンター」「ふそうファイター」「ふそうスーパーグレート」、UDトラックスの「カゼット」「コンドル」「クオン」――など13車種514台。

クロスメンバーエンド取付部の強度が不足しているため、走行振動などで亀裂が生じ、そのまま使用を続けると、ステーサイドバンパー部にガタや異音が発生するおそれがあるという。これまでに報告された不具合は25件で、事故につながったケースはない。

同社は使用者にダイレクトメールまたは直接訪問で通知を行い、対象全車両のクロスメンバーエンド取付部に補強材を追加。改善実施済車には「No.4593」のステッカーを貼付する。