拠点・施設ESRは14日、シンガポールの政府系ファンドであるGICと5億米ドルを出資し、物流施設開発を行う合弁会社を設立する、と発表した。
両社は、日本での実績を携えて中国に提携範囲を拡大し、中国主要都市に最先端の物流施設を開発する。
ESRは、中国で総延床面積662万平方メートルを保有しているが、同社の共同設立者でCEOのジェフリーシェン氏は、「世界最大のEC市場である中国では、近代的な倉庫などの物流インフラが新しい経済を支えるバックボーンとなり、オンライン・オフラインの小売ビジネスを支えるため、物流施設の需要は引き続き拡大する」と前向きな見方を示した。