拠点・施設いすゞ自動車は7日、中国江西省南昌市政府が100%保有する江鈴汽車集団公司との間で、小型商用車(LCV)の現地生産・販売、エンジンの現地生産・販売に関する契約を締結したと発表した。
1993年に設立した江鈴五十鈴汽車有限公司(江西省南昌市)の合弁契約期間満了を機に、江鈴集団との関係強化といすゞの中国事業、LCV事業の基盤強化を目的に、ハイエンドピックアップトラックとその派生車を生産・販売する江西五十鈴汽車有限公司(仮称)に改組することにした。
併せて、江鈴集団が100%出資するエンジン会社に資本参加し、小型ディーゼル・エンジンを生産・販売する江西五十鈴発動機有限公司(仮称)に改組する。
中国のピックアップトラック市場では需要が順調に拡大していることから、将来的には10万台の生産・販売を目指す。車両合弁会社、エンジン合弁会社はともにいすゞが50%を出資し、2014年から生産を開始する。