ロジスティクスマルハニチロが3日に発表した2020年3月期第3四半期(4-12月期)決算によると、物流事業は部門売上126億1200万円(前年同期比0.9%増)、部門利益17億7900万円(16.4%増)で増収増益となった。
冷凍保管事業で、首都圏など大都市圏の旺盛な保管需要を取り込めたことが大きく、燃料調整単価や労務コストの上昇があったものの、前四半期に続いて減価償却費の減少などが増益の要因となった。
加工・物流事業の計画達成は見込まれているが、その他事業の市場動向や販売不振により、全体の通期営業利益予想は前回発表時から175億円(31.4%)引き下げた。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 698,390 [-2.3%] | 447,007 [-0.3%] | 221,879 [-0.9%] | 922,468 [0.4%] |
営業利益 | 16,036 [-20%] | 9,896 [-3.1%] | 4,782 [-7.7%] | 21,758 [-11.2%] |
最終利益 | 12,931 [-25.2%] | 8,114 [-7.4%] | 3,693 [-13.8%] | 16,695 [3.7%] |
売上高営業利益率 | 2.3% | 2.2% | 2.2% | 2.4% |