財務・人事安田倉庫が6日に発表した2020年3月期第3四半期決算(19年4-12月)によると、物流事業が減収だったものの、不動産事業の増収分がそれをカバーし、売上高347億1700万円(前年並み)、営業利益26億4900万円(3.3%増)となった。
物流事業は、海上・航空輸送の大型案件が減少したことで1.7%の減収だったが、施設の稼働率向上と業務の合理化によって部門利益は24億8200万円(6.1%増)と、増益を確保した。
不動産事業は、既存施設での高稼働率を維持したことに加え、大規模施工工事の受託などによって部門売上57億2900万円(7.8%増)、部門利益16億3800万円(5.7%)の増収増益となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 34,717 [0%] | 23,289 [1.5%] | 11,349 [-1%] | 46,155 [7.4%] |
営業利益 | 2,649 [3.4%] | 1,840 [16.2%] | 841 [7.3%] | 3,557 [55.1%] |
最終利益 | 2,077 [11.5%] | 1,531 [19.2%] | 609 [7.8%] | 2,791 [44%] |
売上高営業利益率 | 7.6% | 7.9% | 7.4% | 7.7% |