ロジスティクスリンコーコーポレーションが7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算によると、本業の儲けを示す営業利益は外部委託費の増加が減益要因となり前年同期実績を25.2%下回る5億3300万円にとどまった。
売上高は3%減の130億3100万円、四半期最終利益は29.3%減の3億7400万円となった。
同社運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた貨物取扱量は473万6000トンと3.2%の微増。新規倉庫の稼働前に必要なコスト負担や減価償却費、人手不足を補うため外部委託費の増加が影響し、部門利益は65.3%減の8400万円だった。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 13,031 [-3%] | 8,840 [0%] | 4,409 [3.2%] | 17,625 [9.1%] |
営業利益 | 533 [-25.1%] | 282 [-36.9%] | 151 [-38.4%] | 787 [73%] |
最終利益 | 374 [-29.4%] | 204 [-39.1%] | 130 [-35%] | 567 [27.4%] |
売上高営業利益率 | 4.1% | 3.2% | 3.4% | 4.5% |