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近鉄「お魚図鑑」列車導入、最後部に鮮魚輸送車両

2020年2月19日 (水)

話題近鉄は、3月16日から松坂駅発大阪上本町駅行きの一般列車として導入する、伊勢志摩の魚介類をテーマとしたラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」の最後部に鮮魚運搬車両を1両つなぐ取り組みを開始する。

3月22日には新旧鮮魚車両の撮影会ツアーを実施するほか、今後「伊勢志摩お魚図鑑」列車を利用するツアーやターミナルで”海の幸”の直販を企画する。

これに伴い、平日・土曜日に1日1往復運転している宇治山田発大阪上本町行き、大阪上本町発松阪行きの鮮魚専用列車は、3月13日を最後に運転を終了する。

ラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」は2両編成の通勤型車両のうち1両の車体全体に伊勢志摩の海に生息するさまざまな魚介類を描く。伊勢志摩の代表的な海の幸である伊勢海老のほか、鯛やフグ、イワシ、マンボウなど43種類をリアルに表現。分かりやすいよう、それぞれの名前もカナで記した。

鮮魚専用車両は3月16日以降の平日に、松阪駅6時44分発大阪上本町駅8時46分着の列車に連結して運行し、一般乗客は利用できない。松阪から名張間は6両編成の急行列車として運転し、名張で4両編成を連結後、10両編成の快速急行として大阪上本町まで運転する。

近鉄では、新旧鮮魚車両撮影会ツアー鮮魚運搬の役割を担う「伊勢志摩お魚図鑑」導入を記念し、現在の鮮魚運搬車両と並べた撮影会ツアーを3月22日に青山町車庫で実施する予定で、同社は「この先も同社やクラブツーリズムでツアー企画するほか、伊勢志摩の地元とともに新鮮な海の幸をターミナルまで直送・販売する市場列車などを企画する予定だ」としている。

3月22日実施「伊勢志摩お魚図鑑」登場新旧鮮魚車両撮影会ツアーの概要
実施日:2020年3月22日
場所:青山町車庫
時間:9時-15時30分頃
募集人員:100人最少催行人員50人(車いす利用者・乳児・幼児の参加不可)
募集期間:2020年2月21日から3月12日まで(満員になり次第締め切り)
旅行代金:近鉄名古屋駅出発大人ひとり7620円、大阪難波駅出発大人ひとり7000円(他駅からの設定もあり)
旅行代金に含まれるもの:近鉄運賃、昼食弁当代、お茶代、イベント費用、参加証代、諸税など
行程:青山町駅:集合(徒歩)青山町車庫「新旧鮮魚車両撮影会/昼食」青山町車庫(徒歩)青山町駅(解散)
発駅:大阪難波駅、大阪上本町駅、大和西大寺駅、橿原神宮前駅、名張駅、京都駅、大阪阿部野橋駅、近鉄名古屋駅、近鉄四日市駅、津駅、宇治山田駅ほか近鉄各駅営業所
申し込み・問い合わせ先:名張駅営業所(電話0595-62-2522、営業時間平日時10時から19時まで、土休日9時から18時まで)