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三井E&S、6万4000重量トン型ばら積み船引渡し

2020年3月10日 (火)

▲(出所:三井E&S造船)

荷主三井E&S造船は10日、千葉工場で建造していた、6万4000重量トン型ばら積み貨物運搬船の「NORD MAMORE」(ノルドマモレ)を引き渡したことを発表した。

同船は、環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」のうち、6万4000重量トン型バルクキャリアーを指す「neo64BC」の4番船。

5つの船倉と4基のクレーンを搭載したバルクキャリアで、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆をはじめとした多様なバラ積み貨物に対応可能なほか、長尺物やホットコイルなど半製品輸送も対応可能となっている。

また、船内はSOLAS条約の新騒音コードに対応し、船員の労働環境向上が図られている。

ノルドマモレ概要
全長:199.99メートル
幅(型):32.25メートル
深さ(型):19.45メートル
総トン数:3万6463
載貨重量トン数:6万4050トン
主機関 三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関×1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:25人