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三井E&S、6万4000重量トン型一番船を引き渡し

2019年10月31日 (木)

▲バルクムスティーク(出所:三井E&S)

ロジスティクス三井E&Sは10月31日、6万4000重量トン型ばら積み貨物運搬船「バルクムスティーク」の引き渡しを行ったことを発表した。

「バルクムスティーク」は、同社の環境対応・低燃費船である「neo」(ネオ)シリーズで、6万4000重量トン型の「neo64BC」クラスでは一番船となる。

同船のクラスでは最大級のハッチ開口を持つ5つの貨物艙(ホールド)には、4基のクレーンを装備。石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのばら積み貨物に対応する。

硫黄酸化物(SOx)排出規制に対応して排気ガス浄化装置(SOxスクラバー)を搭載しているほか、指示伝達の阻害を最小限にするため、新騒音コードに対応し、船員の労働環境向上を図っている。

バルクムスティークの概要
全長:199.99メートル
幅:32.25メートル
深さ:19.45メートル
総トン数:3万6463
載貨重量トン数:6万4047メトリックトン
主機関:三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3ディーゼル機関1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:25人
船級:NK
船籍:リベリア