事件・事故大阪労働局は25日、法人としての西濃運輸と当時堺支店の支店長と労務担当者だった2人を労働安全衛生法違反の疑いで大阪地検に書類送検したことを発表した。
同社は、2018年9月に従業員が4日以上休業する骨折事故を起こしたが、必要な書類を遅滞なく提出しなかった疑いが持たれている。
この件で取材に応じた西濃運輸の担当者によると、「事故発生後に手続きは行ったが、4日以上の休業が発生した際に必要な追加の書類提出を失念していた」という。
同社は、松原支店(大阪府松原市)の死亡事故で昨年12月に書類送検されていることもあり「引き続き、社内教育を徹底していきたい」とコメントしている。