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電動電源車「eGPU」で駐機中の機体に電気供給、関空

2020年3月26日 (木)

▲「eGPU」(出所:関西エアポート)

調査・データ関西エアポート(大阪府泉佐野市)は26日、駐機中の飛行機へ電気供給を行う電気式移動電源車「eGPU」の実証実験を、27日から関西国際空港第2ターミナルで実施する、と発表した。

同港の第1ターミナルは、航空機用動力設備が地下に埋設されており、固定のケーブルから各航空機へ電力の供給を行うことができるが、第2ターミナルでは常設の設備がなく、航空機の補助エンジンによる自家発電、もしくはディーゼル発電機を搭載した車両によって電力を供給している。

今回の実証実験で使用する「eGPU」は、充電式で低騒音なのが特徴で、CO2排出量は航空機の補助エンジンによる自家発電の約30分の1、ディーゼルGPUの約10分の1に抑えることができるという。

(出所:関西エアポート)