サービス・商品ヤマトロジスティクスは1日、事業者の返品対応業務を支援する「返品・交換サポートサービス」に新機能を追加し、返品希望者がスマートフォンで簡単に発送できる体制を整えた。
これまでは、返品希望者側に集荷を待つための予定調整や発送伝票の手書き作業が発生し、事業者側には「誰から、何が、いつ戻ってくるのか」を把握できないといった課題が発生していたが、新機能ではQRコードを活用することで伝票を手書きすることなく発送可能となり、事業者側も返品情報をデータ管理できるようになる。また、宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を活用することで、非対面の発送作業も可能となった。
同サービスは食品メーカーを中心に300社が利用しているが、メーカーの商品回収時だけでなく、EC事業者の返品対応やリユース事業者の買取対応にも活用できるため、同社は今後幅広い業界への利用拡大を目指す。