TNT、ベネルクスで返品物流用ツールを導入

ロジスティクスTNTエクスプレスは11日、ベネルクス諸国でメーカーの返品ロジスティクス・プロセスを最適化できるWebベースのツール「e-RMA」（リターン・マテリアル・オーソリゼーション）を導入したと発表した。

e-RMAは、製品の修理や交換が必要な時など最終消費者が返品配送を容易に手配できるWebポータルで、ユーザーはTNTのサービス・ロジスティクス・サービスに容易に接続でき、特に「貨物をいつどこで受け取るかの選択」が可能になる。

TNTの顧客は、最初のRMAリクエストから貨物の配送まですべてを自分のポータルの中でモニターできる。e-RMAソリューションは、全行程を通じて製品を追跡できることから、修理・交換を含む、在庫管理の効率性を高め、結果として修理・交換サービスのスピードを上げてサプライチェーンのコストを削減し、顧客満足度の向上につながるとしている。