環境・CSRニトリホールディングスは18日、同社グループの配送員が新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、運転中や商品配送時に推奨してきたマスク着用について、夏季の運用を一部見直す。
夏に向けて熱中症対策に取り組む必要性があることから、(1)同乗者がいない車両の運転中(2)周囲に人が居ない場所(3)荷台作業――といった、他人との距離を確保できるケースに限り、マスクを外して作業することがある、とした。
気温・湿度が高くなる中、マスクを着用することで熱中症のリスクが高くなることを考慮したもので、厚生労働省が示す「熱中症予防行動の留意点」に沿って見直しを決めた。同社は今後も「感染拡大防止に取り組む」としている。