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砂利・石材輸送量が減少、3月・内航船輸送実績

2020年6月25日 (木)

調査・データ国土交通省が24日に発表した内航船舶輸送統計月報によると、3月の総輸送量は2873万5000トンで前年同月比6.5%減、トンキロベースは143万6000トンキロで6.1%減だった。このうち、コンテナ扱いは177万1000トン、シャーシ扱いは73万1000トンだった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響が懸念されるなか、砂利・砂・石材は輸送重量が34%減と大幅な落ち込みとなった一方、トンキロベースでは19.6%の減少にとどまり、輸送距離が長くなっていることを示す結果となった。原油や重油など品目によっては前年実績を上回るものもみられた。

主要10品目の輸送量は次の通り。

品目 トン数(千トン)前年同月比(%)トンキロ(千トンキロ)前年同月比(%)
砂利・砂・石材1,42166.7484,25180.4
石灰石3,097103.91,231,269105.7
セメント2,88897.01,440,41697.3
鉄鋼3,16683.71,490,57181.0
石炭1,252112.0165,72290.8
原油1,793101.01,344,850109.1
重油1,547111.1828,910119.5
揮発油2,94189.81,567,95790.6
その他の石油及び石油製品98784.1457,93573.7
化学薬品1,52297.9711,76097.5