SMBC日興、物流車両が投資対象の金融商品紹介

産業・一般大型トラック・トレーラーを投資対象とする金融商品「トラックファンド」を販売・運用するリアライズコーポレーション（東京都港区）は29日、SMBC日興証券と顧客紹介業務に関する提携契約を締結したと発表した。

リアライズコーポレーションは、運送会社に対して「買う」から「借りる」へのビジネス転換と財務体質の改善、投資家に対して「運用利回りのいい安定的な投資」対象の提供、金融機関に対して投資家のニーズに応えうる新たな金融商品の開発――を目的として、「トラックファンド」を組成・運営してきた。

一方のSMBC日興証券は、課税の繰延べや余剰資金で新たな投資先を確保したい投資家と、車両資産を財務会計から外したい運送業の顧客に対し、新たなソリューションの提供を検討してきたことから、双方のニーズが合致し、今回の契約締結に至った。

今後SMBC日興証券は、全国の本支店で同ファンドのニーズがある投資家・運送事業者を、リアライズコーポレーションに紹介していく。