ホームロジ、九州DCの従業員1人に感染確認

ロジスティクスニトリホールディングス傘下のホームロジスティクスは7月31日、福岡県篠栗町の物流センター「九州DC」に勤務する従業員1人が、新型コロナウイルスに感染していることが7月30日に確認されたと発表した。

同従業員は6月30日が最終出勤日。7月13日と21日に発熱したため、当日中に医療機関を受診、いずれも風邪と診断されたことから自宅で療養していたが、症状が緩和されなかったため、28日に再度医療機関を受診し、同日PCR検査を受けたところ、30日に感染が判明した。

同社は専門業者に依頼し、31日のセンター稼働前に、同従業員が使用した可能性のある館内設備を消毒。従業員への聞き取りと保健所の調査の結果、ほかの従業員に濃厚接触者はなく、同従業員は配送業務を行っていないことから、顧客に濃厚接触者に該当する人はいないという。

これまで同社は、毎日の検温とマスク着用、手洗い、手指消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保を指導し、体調不良がある場合は出社せずに医療機関を受診するよう指示してきた。感染者の発生を受けて、「今後も安全確保を最優先に、関係各所と連携して対応していく」とコメントしている。