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明治海運、4-6月期の営業利益が60%減少

2020年7月31日 (金)

財務・人事明治海運が7月31日に発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景にホテル関連事業部門が32%の減収となったものの、3隻が新規稼働した外航海運部門で6.9%の増収を確保してカバー、全社売上高は3.9%減の102億1300億円となった。

外航海運部門は、前の期に竣工・取得した船舶の稼働が増加したほか、タンカー、バルカー、自動車船がそれぞれ1隻、新規稼働し、増収につなげた。一方、費用面では入渠費用の増加が減益要因となり、部門利益は19%減少。この影響で、全社の営業利益は5億700万円(60%減)、四半期最終利益は4200万円(90.6%減)となった。

通期は売上高385億円(12.3%減)、営業利益14億円(74.3%減)、最終利益4億円(91.5%減)と、20年3月期に比べて大幅な減収減益を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q20/3/中間
売上高10,213 [-3.9%]43,881 [3%]32,776 [3.6%]21,090 [5%]
営業利益507 [-60%]5,444 [10.5%]4,113 [11.7%]2,069 [7.1%]
最終利益42 [-90.7%]1,719 [-16.1%]1,517 [-10%]668 [-29.7%]
売上高営業利益率5.0%12.4%12.5%9.8%