環境・CSR日本ユニセフ協会は25日、紛争の影響を受けるイエメンで感染症の蔓延を抑えるため、チャーター機で81.7トンの新型コロナウイルス関連物資を空輸したと発表した。
エプロンやN95マスク、医療用マスク、フェイスシールド、ゴーグル、手袋、酸素濃縮器――などを積んだチャーター機は、8月22日にアラビア半島南西部に位置するイエメンの首都サヌアに到着。今週末には別のチャーター機が同国の港湾都市アデンに到着する。
物資輸送は、世界銀行のグループ機関である国際開発協会(IDA)、クウェート基金、オーストラリア政府からの支援によって実現した。ユニセフはこれまでに、18万枚のN95マスク、15.7万個のフェイスシールド、550万枚の手袋、620万枚のマスク、130万枚のエプロンを輸送してきている。