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三菱自、ミニキャブなど45.6万台リコール

2020年9月3日 (木)

行政・団体三菱自動車工業は3日、ミニキャブなど5車種45万6603台を対象としたリコールを国土交通省に届け出たと発表した。2013年4月18日に開始したサービスキャンペーンの対象範囲を拡大し、改めてリコールとしたもので、ラジエーターチャンバーと呼ばれる冷却装置の不具合により、最悪の場合、エンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがあるという。

不具合は、冷却水内の気泡を分離するエンジン冷却系のラジエーターチャンバーが強度不足のため、積載状態で高速度・高回転運転や登坂運転の直後にエンジン停止を繰り返す走行を継続した場合、亀裂が発生し、冷却水が漏れることがあるというもの。

そのまま走行を続けるとオーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンジンが停止し再始動できなくなるケースがあり、この不具合の報告件数も349件確認している。同社は対象の全車両のラジエーターチャンバーを確認し、対策前品の場合は対策品と交換する措置を講じる。

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