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前年の8割水準回復、主要6港の7月外貿コンテナ

2020年9月30日 (水)

調査・データ国土交通省は9月30日、国内主要6港の外貿コンテナ個数(7月分速報値)を公表した。6月までは新型コロナウイルスの影響で大きな落ち込みとなっていたが、7月は軒並み、前年同期実績の8割水準を回復。自動車関連の輸出が主力の名古屋港も輸出入両面で8割まで戻した。

主要6港の合計取扱個数は110万2908TEU(12.8%減)で、このうち輸出は54万3025TEU(13.1%減)、輸入は55万9883TEU(12.5%減)と、徐々に落ち着きを取り戻しつつある。

東京港は輸出が10.9%減、輸入も11.1%減と前年実績の9割に近い数字を確保。川崎港はベースとなる取扱規模が小さいため、新型コロナウイルスの影響下でも輸出24.2%増、輸入34.9%増と増加ペースを維持している。

このほか、横浜港は輸出18.3%減、輸入14.1%減、名古屋港は輸出19.4%減、輸入19.8%減、大阪港は輸出4.5%減、輸入11%減、神戸港は輸出12.8%減、輸入9.3%減となった。