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三菱ふそう、インドネシアでトラックネット通販

2020年10月5日 (月)

国際三菱ふそうトラック・バスは5日、インドネシア合弁会社で現地販売代理店のクラマ・ユダ・ティガ・ベルリアン・モータース(ジャカルタ)が、同国最大のECサイト「トコペディア」上で、車両のオンライン販売を開始したと発表した。

3人に1人のインドネシア人が利用しているといわれるトコペディアに、ふそうブランド車両のオフィシャルストアを9月1日に開設したもので、すべての同国市場向け車両が購入可能。

同国は三菱ふそうにとって最大の輸出市場だが、新車のオンライン販売を行うのは初めて。トコペディアのオフィシャルストアはクラマ社の販売ネットワークに加盟するディーラー22社とつながっており、北スマトラ州、南スマトラ州、ジャボデタベック、西ジャワ州、中部ジャワ州、東ジャワ州、カリマンタン、同国東部の8地域で、ふそう販売店の85%を網羅している。

クラマ社は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行でソーシャルディスタンス(社会的距離)の維持が求められているのを背景に、顧客の車両購入を簡素化する機会を提供する取り組みの一環として、出店した。

トコペディアで購入されたトラックの受け取り方法は、配送か店頭受け取りを選択できる。顧客からはすでに「良い反響」が得られているという。

インドネシア国内で販売するふそうの小型・中型トラックは、三菱ふそう川崎工場からノックダウンキット(KD)として出荷され、東ジャカルタ市で組み立て、クラマ社が販売する。同国商用車市場のふそうシェアは48.7%。