環境・CSR三菱ふそうトラック・バスは5日、ニュージーランド(NZ)の販売代理店のがこのほど、小型電気トラック「eキャンター」6台に関して、同国政府から助成金を受給したと発表した。騒音や二酸化炭素排出量の低減に貢献する物流ソリューションとして評価されたことによるもの。
6台のうち5台は最大都市オークランドの「ゼロ・エミッション・エリア」で物流事業者が1年間にわたり実施する、大気汚染物質の排出量削減に向けた実証試験で使用。もう1台はFUSOニュージーランドが、数か月後の市場投入に向けたプロモーションのために使用するという。
三菱ふそうトラック・バスによれば、ニュージーランド政府が運営する「低排出ガス車両競合基金」は今後22件のプロジェクトに対して、総額370万NZドル(2億8700万円)を拠出する見通し。