宮城県の運送会社5段階評価、A･Bが87％

認証・表彰宮城県トラック協会はこのほど、適正化事業実施機関として活動した2020年度上半期の巡回指導評価結果を公表した。

結果はAからEまでの5段階で評価され、最も優れるAが62.9％、Bが24.1％、Cが8.5％、DとEがともに0.7％、「その他」3.3％となった。新規許可事業者に限定すると、A評価は40.7％と半分を割り込み、Bも11.1％と少ない一方、Cが25.9％、Dが3.7％、Eはなし――と、既存事業者に比べて低水準な結果となった。

巡回指導を受けた事業者には5段階の総合評価とともに評価点数を通知し、指摘のあった項目を改善して報告書を提出するよう求めた。指摘事項の中で「否」とされた項目の内容や改善状況によっては、運輸支局による監査・指導対象となる場合もある。