労基法違反の運輸交通33社のうち8社で賃金不払残業

国内佐賀労働局は22日、長時間労働が疑われる事業所に対する2020年度の監督指導結果をとりまとめて公表した。

同局は、監督指導を行った361の事業所のうち、193の事業所で違法な時間外労働を確認。運輸交通業では33事業所で違反が見つかっており、21事業所で労働時間に関する違反、8事業所で賃金不払残業、5事業所で健康障害防止措置に関する違反が確認された。

佐賀労働局管内では、69の事業所で80時間を超える時間外・休日労働が確認されており、150時間を超えるものが9事業所で、200時間を超えるものが3事業所で見つかっている。