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商船三井、油濁事故の一次派遣団長ら現地離任

2020年10月16日 (金)

環境・CSR商船三井は16日、モーリシャス沖の油濁事故で対応に当たっていた同社の第一次派遣団長と副団長が、9日に現地を離任したと発表した。8月12日から現地で活動してきた一次隊の全員が任務を終えて帰国したことになる。

第一次派遣団の7人は、油濁発生直後の混乱時期に活動を開始し、現場の状況把握や同社対策本部との連絡に当たったほか、清掃資材・支援物資の提供の際に現地ニーズの把握、引き渡し、日モ両政府や油濁対応諸団体、NPO、現地日本人会などとの情報共有と関係構築といった活動で、先陣を務めた。

▲教職員と派遣団(出所:商船三井)

現地派遣団はモーリシャスのボア・デ・ザムレットにある公立学校を訪問。油濁の異臭によって4日間の休校を余儀なくされたことに配慮し、全校生徒に文房具のセットと折り紙の「鶴と手裏剣」を贈った。

商船三井油流出事故、要員8人が現地に向け出国