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国交省、港湾セキュリティ強化へ、PSカードの申請書配布を開始

2010年5月6日 (木)

ロジスティクス国土交通省は5月6日、港湾の出入管理情報システム運用に必要なPS(ポートセキュリティ)カードの申請書配布を開始した。発行対象は出入管理情報システムを導入する5港(横浜、名古屋、神戸、北九州、博多港)を利用するトラックドライバー、港湾運送業者で、申請受付後、夏ごろから発行する。

 

PSカードの導入により、ターミナルゲートでの人の出入管理に関連するセキュリティ水準の向上が期待されるが、冬頃導入予定の出入管理情報システムと組み合わせて運用することで「出入管理をより確実・円滑に行うことが可能となる」としている。

 

出入管理情報システムは、セキュリティの脆さが認識されているターミナルゲートについて、海外主要港でセキュリティ水準向上の取り組みが進んでいること、身分証明書の偽造防止技術が進展していること――から国交省が導入に向けて取り組んでいるもの。

 

ことし冬頃に横浜港(本牧BCコンテナターミナル)、神戸港(PC18コンテナターミナル)、来年春頃に名古屋港(全コンテナターミナル)、神戸港(PC14-17コンテナターミナル)、北九州港(太刀浦第1、第2コンテナターミナル)、博多港(博多アイランドシティコンテナターミナル、香椎パークポートコンテナターミナル)の順で導入される。

 

PSカードの申請については下記サイト(国土交通省HP内)を参照。
http://www.mlit.go.jp/kowan/ps_card.html