調査・データ京極運輸商事は25日、2025年度の運輸安全マネジメント実施結果を公表した。重大事故と人身事故がいずれも0件だった一方、物損事故は16件となり、前年の28件から43%減少した。ただし、計画では物損事故を7件以内、前年比75%減とする目標を掲げており、目標には届かなかった。
輸送の安全に関する25年度の投資実績は3501万円だった。内訳は、車載端末更新が2422万円、クラウド型運行管理システムが730万円、研修会開催費用が254万円、アルコールチェッカーメンテナンス費用が77万円、IT点呼の保守費用が18万円。計画額2888万円を上回った。安全に関する表彰実績は318万円で、連続無事故の褒賞金などに243万円、優秀運転職ドライビング技能表彰の副賞に75万円を充てた。
安全教育では、ドライバー向け研修会を年9回、倉庫向け研修会を年1回の計10回実施。川崎、京葉、鹿島の各支店では荷卸作業訓練やバック訓練を行い、倉庫事業部ではフォークリフト安全講習を実施した。トレーラー研修会や職長・班長研修会も開き、国土交通省告示に基づく12項目の乗務員教育を各部所で進めた。
健康管理では、春と秋の健康診断を輸送部門で100%実施し、延べ438人が受診した。SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査は、治療中の23人を除く185人が受診し、要検査のD判定が13人、要精密検査のE判定が1人、治療開始が4人だった。乗務前点呼時の血圧測定では、重症値が24回、中等症値が152回検出された。
飲酒運転防止では、点呼時のアルコール検知器による確認を継続し、25年度のアルコールチェック抵触者は3人で前年から25%減少した。このほか、安全教育システム「ロジポケ」を使った危険予知動画の個別視聴、BCP訓練、資格取得促進、全社5S運動なども実施した。
同社は26年度の実施計画も公表。重大事故と人身事故を引き続き0件とし、物損事故を7件以内に抑える目標を掲げ、輸送安全投資の予算は3497万円、表彰予算は350万円とした。Gマーク更新は京葉支店、川崎支店浮島、富士事業所を対象とする。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。




























