荷主川崎重工業、東京センチュリー、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は25日、川崎重工の西神工場(神戸市西区)で、ソーラーカーポートを活用した寄付型コーポレートPPAの第2期提供を開始したと発表した。駐車場設置型の太陽光発電設備を使った同サービスの導入は、川崎重工として初めてとなる。
西神工場の駐車場の屋根を活用し、出力1049.535キロワットの太陽光発電パネルを設置。想定年間発電量は122万25キロワット時で、発電予定期間は2026年5月から46年4月までの20年間。駐車場を発電スペースとして使うことで、工場敷地内の再生可能エネルギー導入を進めるほか、遮熱・遮光による車内温度上昇の抑制や、雨天時の利便性向上にもつなげる。

(出所:川崎重工業)
西神工場では、23年3月に屋根置き太陽光発電設備を導入しており、今回が同工場で2件目となる。川崎重工全体では寄付型コーポレートPPAの取り組みは計4件となり、合計3.0メガワットの太陽光由来電力を活用する。
設備導入に必要な初期投資や手続きを東京センチュリーとKCCSが担うため、需要家は初期投資なしで太陽光発電システムを導入できる。設備には京セラ製の太陽光発電システムを使用し、運営・保守はKCCSが担当する。寄付型コーポレートPPAとして、SDGsを推進する公益法人やNPO法人への寄付も組み込む。
工場や物流拠点では、屋根だけでなく駐車場や遊休スペースを活用した再エネ導入が広がっており、用地制約のある事業所での脱炭素投資の選択肢として注目される。
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