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郵船ロジ、航空貨物調達にカーゴワンのAI基盤

2026年5月26日 (火)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは26日、物流向けAI(人工知能)技術を提供するカーゴワン(ドイツ)と提携し、航空貨物の販売・調達業務にAIを活用したオペレーティングシステムを導入すると発表した。運賃調達・管理、見積もり、ブッキング、拠点間取引などに同社の基盤を展開し、グローバルでの航空貨物調達の標準化を進める。

航空貨物の調達業務は、市況運賃、契約運賃、混載運賃、現地費用、トラック輸送費など複数の要素を組み合わせて判断する必要があり、地域や拠点ごとの情報分散が課題になりやすい。今回導入するカーゴワンの基盤では、これらの運賃・サービス情報を1つの標準化されたシステム上で比較できるようにする。郵船ロジスティクスは、今後TMS(輸配送管理システム)との連携も計画しており、見積もりの迅速化や価格判断の精度向上につなげる。

提携には、郵船ロジスティクス向けに構築したグローバル管理ネットワークも含まれる。世界100か所超の拠点が、同社ネットワーク内の運賃やサービス選択肢にリアルタイムでアクセスできるようになり、地域間の可視性や見積もり対応の一貫性を高める。拠点間での価格情報やサービス条件を共有しやすくすることで、航空貨物案件の獲得スピード向上も狙う。

(出所:郵船ロジスティクス)

カーゴワンは、航空会社75社、主要海運会社上位10社、GSA(総販売代理店)などとの連携を通じ、航空・海上・陸上輸送の運賃データを提供している。フォワーダー向けには、AIエージェントと人の担当者が同じ基盤上で業務を進める仕組みを提供し、運賃データの取り込みや販売・調達業務の自動化を支援する。

郵船ロジスティクスは、運賃情報を信頼できる単一のデータ基盤に集約することで、将来的な自動見積もり、ブッキング、販売支援、顧客対応などのAI活用に向けた土台を整える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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