調査・データナブアシスト(群馬県前橋市)は26日、ティー・ビー・ロジスティックス(埼玉県八潮市)による運行管理システム「ITP-WebService V3」(富士通製デジタコ)と点呼システム「点呼+」の導入事例を公開したと発表した。遠隔点呼やデジタコ活用により、早朝の点呼業務負荷を75%削減し、1日当たり約4時間の事務作業削減を実現したという。
ティー・ビー・ロジスティックスは、埼玉県八潮市を中心に4拠点、車両70台、ドライバー63人を運用する物流企業。24時間運行に伴う深夜・早朝の点呼対応や、紙ベースによる属人的な管理体制、事故発生後の「事後対応型」安全管理などが課題となっていた。

▲ティー・ビー・ロジスティックスでの点呼業務の風景(出所:ナブアシスト)
同社はまず、ITP-WebService V3を導入し、リアルタイムの走行データやドライブレコーダー映像を活用した予防型の安全管理へ移行。その後、「点呼+」を導入し、4営業所の点呼執行拠点を1カ所に集約した。
導入効果として、早朝点呼業務負荷75%削減のほか、点呼記録簿の自動作成や業務後自動点呼により、1日当たり約4時間の事務作業削減を達成。さらに、点呼記録や健康データのクラウド一元管理により、巡回指導準備時間を約70%削減した。
また、血圧データなど健康情報の可視化により、ドライバー自身が健康管理に取り組む意識も向上。生成AI(人工知能)で作成したポスターを用いた「横断歩道一時停止」キャンペーンなど、安全意識向上施策も進めている。
ナブアシストは今後も、運送業界向けDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを通じて、物流現場の効率化と安全運行支援を強化していく。
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