ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

浜松でOL薬剤配送の実証実験、モネテクなど参加

2020年10月27日 (火)

メディカルモネ・テクノロジーズ(東京都千代田区)は27日、浜松市が天竜区の春野地区で行う「春野医療MaaS(マース)プロジェクト」に参加し、移動診療車を活用したオンライン診療の実証実験を開始したと発表した。

このプロジェクトは、中山間地域で高齢者の通院や医師不足などの課題を解決するため、モビリティと医療分野を連携させた実証実験を通じて「持続可能な地域医療サービス」の環境整備を目指すもの。

浜松市が主導し、12月下旬まで移動診療車を活用したオンライン診療のほか、オンライン服薬指導と薬剤配送を実証する。配送はドローンや薬局の配送員が担う。診療所の医師が服薬指導を行った場合はドローンが、薬局の薬剤師が服薬指導をした場合は配送員が車両で配送することを想定している。

▲実証実験のイメージ

■実証実験の参加企業・団体
代表団体:浜松市(実施主体)
参加企業・団体:磐周医師会(医療関係者などの事務調整)
仁成堂小澤医院(オンライン診療、オンライン服薬指導)
MONET Technologies(企画・運営、移動診療車、運行システムの提供)
杏林堂薬局(オンライン服薬指導、薬剤の配送)
トラジェクトリー(ドローンによる薬剤の配送、それに伴う3D地図の作成)
博報堂(報告書の作成)
浜松市モビリティサービス推進コンソーシアム(実装に向けたコンソーシアムでの情報共有)