財務・人事近鉄エクスプレスが11日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算によると、売上高は2637億1800万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は130億800万円(48.5%増)、経常利益は134億2400万円(2倍)、四半期最終利益は81億5800万円(3.6倍)となった。
航空貨物輸送は輸出が重量ベースで23万3000トン(14.6%減)、輸入が件数ベースで52万7000件(14.4%減)、海上貨物輸送は輸出コンテナ個数が29万1000TEU(11.5%減)、輸入が件数ベースで13万件(7.1%減)――といずれも減少。
ロジスティクスはAPLL部門、海外部門の取り扱いが減少し低調に推移したが、航空貨物輸送で旅客便の減便に伴う輸送スペースの大幅な減少によって運賃原価、販売価格が上昇し「取扱量の減少とは連動しない結果」(近鉄エクスプレス)となった。
通期は売上高5240億円(前期比3.8%減)、営業利益240億円(21.7%増)、最終利益140億円(2.9倍)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | |
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売上高 | 263,718 [-2.9%] | 140,473 [3.6%] | 544,533 [-8%] | 410,378 [-8.3%] |
営業利益 | 13,008 [48.5%] | 7,913 [100.7%] | 19,714 [-5.2%] | 15,621 [0.8%] |
最終利益 | 8,158 [266.7%] | 4,883 [ - ] | 4,724 [-52.1%] | 6,662 [-10.5%] |
売上高営業利益率 | 4.9% | 5.6% | 3.6% | 3.8% |