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近鉄エクス、航空運賃上昇で上期営業益5割増

2020年11月11日 (水)

財務・人事近鉄エクスプレスが11日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算によると、売上高は2637億1800万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は130億800万円(48.5%増)、経常利益は134億2400万円(2倍)、四半期最終利益は81億5800万円(3.6倍)となった。

航空貨物輸送は輸出が重量ベースで23万3000トン(14.6%減)、輸入が件数ベースで52万7000件(14.4%減)、海上貨物輸送は輸出コンテナ個数が29万1000TEU(11.5%減)、輸入が件数ベースで13万件(7.1%減)――といずれも減少。

ロジスティクスはAPLL部門、海外部門の取り扱いが減少し低調に推移したが、航空貨物輸送で旅客便の減便に伴う輸送スペースの大幅な減少によって運賃原価、販売価格が上昇し「取扱量の減少とは連動しない結果」(近鉄エクスプレス)となった。

通期は売上高5240億円(前期比3.8%減)、営業利益240億円(21.7%増)、最終利益140億円(2.9倍)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高263,718 [-2.9%]140,473 [3.6%]544,533 [-8%]410,378 [-8.3%]
営業利益13,008 [48.5%]7,913 [100.7%]19,714 [-5.2%]15,621 [0.8%]
最終利益8,158 [266.7%]4,883 [ - ]4,724 [-52.1%]6,662 [-10.5%]
売上高営業利益率4.9%5.6%3.6%3.8%