フード出前市場(沖縄県那覇市)は19日、那覇市の商店街活性化に向け、「非営利型」の共同宅配サービスを立ち上げたと発表した。
同社が取り組むのは、複数の個人商店が共同で運用するスタイルの宅配システムで、販売金額の10-20%をシステム料として徴収することで、配達員の給与を支払う仕組み。
「販売のなかった店には負担が生じないため、課題であった固定費の心配がなくなり、リスクなく出店できるのが最大のメリット」(出前市場)だという。
対象地域に住む利用者は、出前市場に出店しているすべての商店から商品を選び注文できる。注文された商品は、まとめて配達スタッフが自宅まで届ける。現在は25店舗が参加しており、外出せずに1度の注文で買い物を完結できる利点がある。