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日本アムウェイ、八王子物流拠点刷新し神戸統合

2020年11月19日 (木)

拠点・施設日本アムウェイ(東京都渋谷区)は19日、16億円を投入して最新の物流拠点に生まれ変わった「八王子流通センター」のオープニングセレモニーを18日に行った、と発表した。リニューアルに伴い、神戸物流センターの機能はすべて八王子に統合する。

同センターは1997年3月に開業して以来、23年間にわたって同社製品を出荷してきた。2017年に新たな倉庫管理システムを導入し、今回のリニューアルでは豊田自動織機、トヨタL&Fカンパニーの協力を得て最新出荷システムを整備した。

これにより、出荷能力は25%向上し2シフト制へ移行。配送時間を20%短縮した。21年にはデジタルインボイスを導入し、紙の使用量を年間25トン削減する。オーダー情報をオンライン化し、デジタルピッキングを強化して「入れるべき製品と箱が持ち場ごとのカラーで点灯する作業環境」へと改善。一人当たりの担当範囲を広げた。

正確さを高めるため、コンベアーを通った瞬間に箱の重さを測るウェイトチェッカーを導入。空箱の重量と製品ピックアップ後の重量をオーダー情報から計算し、2グラムでも計算値と差がある場合は、さらに人の目で検品を行う。

品質管理には高性能なカメラシステムによる映像を取り入れ、出荷ラベルの自動貼り付けマシンも配備、物流コストを5%削減するという。