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スキャンディットが日本法人設立、流通・運輸に拡販

2020年11月19日 (木)

サービス・商品画像認識システム開発会社のスキャンディット(スイス・チューリッヒ)は19日、日本法人を11月末までに立ち上げ、国内市場で販売拡大を図ると発表した。

同社は、独自の画像認識技術と機械学習を用いたプラットフォームを用いることで、スマートフォン、ドローン、ウェアラブル・デバイス、ロボットなど、カメラを搭載した機器によって複数バーコードの同時読み取り、文字認識(OCR)、物体認識、拡張現実(AR)といったサービスを提供。照明の暗い環境に置かれたラベルや破損したバーコードなど、悪条件下でも素早く高精度な読み取ったり、付帯情報をリアル空間に画面上で組み合わせたりできる。

日本ではすでにイオンリテールの「レジゴー」に搭載されているほか、流通・小売業を中心に20社以上が導入している。日本法人設立を機に、自社で営業活動やパートナー戦略の拡充を図り、小売、流通、運輸、製造業界を中心に、日本市場で認知度の向上や販売拡大に取り組む。

日本法人の事業責任者を務める関根正浩氏は「ハードウエア型スキャナーをスキャンディットに切り替えると、世の中のすべての商品に貼り付けられているバーコードをデジタル変革(DX)の起点とすることができる」と話している。