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DHL、旅客便依存の島国へWHOの医療機器輸送

2020年11月26日 (木)

メディカルDHLは26日、観光を主要産業とし、航空旅客便による貨物輸送に依存している太平洋の島しょ国に向け、世界保健機関(WHO)が手配した医療機器などの支援物資輸送を行ったと発表した。

新型コロナウイルスの影響で、頼みの旅客便が大幅に減便・運休となった島しょ国では、定期的な物資輸送を行うことが困難になっていることから、WHOが65万ユーロ相当の医療支援物資を手配し、DHLが輸送を担った。支援物資には、酸素濃縮器や医療用モニターなどが含まれている。

物資はシンガポールからフィジーに空輸され、フィジーからクック諸島、キリバス、ナウル、ニウエ、ソロモン諸島、トケラウ、ツバル、トンガの8つの島しょ国に航空便や船便で届けられたという。

WHOの西太平洋地域事務局長を務める葛西健氏は、「WHOは、太平洋の島しょ国が新型コロナウイルスの対応に必要な医療機器や医薬品を確実に入手できるよう、優先的に取り組んでいるが、多くの空港が閉鎖されているため、物流に大きな課題を抱えている。DHLのようなパートナーと協力して物資輸送を実現できることを嬉しく思う」とコメント。島しょ国に贈られた医療物資は、各国の病院などに運ばれ、新型コロナウイルス患者の治療に役立てられるという。

DHLは、これまでに韓国からブラジル、エクアドル、インド、リトアニア、ポーランド、ロシア、サウジアラビアへの検査キットの輸送を手がけているほか、中国から中東・アフリカ方面に向かう支援団体・政府向けの専用航空貨物サービスを提供している。