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UPS、ファイザー製ワクチン承認受け「準備完了」

2020年12月22日 (火)

国際UPSインターナショナルのスコット・プライス社長は21日「欧州医薬品庁がファイザー・ビオンテック製ワクチンを承認したという情報に満足している。UPSヘルスケアのコールドチェーン保管・輸送能力は、欧州全体への配送を支援する準備ができ、すでに待機している」との声明を発表した。

UPSのヘルスケア向けサービスは1000万平方フィート(92.9万平方メートル)超の物流拠点、在庫管理、温度管理された梱包と出荷、医療機器の保管と履行、ラボ、臨床試験ロジスティクスといった機能があり、欧州ではオランダに冷凍庫ファームを備えた「UPSヘルスケアキャンパス」と呼ばれる拠点と、ドイツ・ケルン近くにある欧州エアハブを組み合わせた輸送体制が整っている。

18日にはモデルナ製新型コロナウイルスワクチンの輸送開始を発表していた。