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薬局の入庫・処方・在庫データの配信サービス開始

2021年1月14日 (木)

メディカルSCSKは14日、医薬品の流通・処方情報を素早く提供する「Pharmacy-Scope」(ファーマシースコープ)を開始すると発表した。

(出所:SCSK)

新型コロナウイルスの流行を背景に、製薬メーカーではMR活動が十分に行えず、医薬品の流通状況をタイムリーに把握するのが難しくなっているほか、データを現場から収集するまでに時間がかかるという従来からの課題も抱えている。

こうした課題に対し、ファーマシースコープはリアルタイム性の高い情報を利用形態に沿って提供。調剤薬局の入庫、処方、在庫データを一括して発信することにより、精度の高いマーケティング仮説検証を支援する。

具体的には、調剤薬局の入庫、処方、在庫のデータを一気通貫で提供し、将来予測の精度を向上させることができ「出荷はされたが、実際に処方されているのか」といった疑問にも対応する。在庫情報を把握することにより、いち早く欠品を防止する取り組みにも有効。

製薬メーカーがデータを取得する場合、データの種類によっては発生から1か月以上かかることもあるが、ファーマシースコープでは、月次データを翌月1日、週次・日次データを翌日に発信する。