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ディーエムエスの3Q営業益27%減、物流事業赤字化

2021年1月27日 (水)

財務・人事ディーエムエスが27日に発表した今3月期第3四半期連結決算は、新型コロナウイルスの影響を受けて主力のダイレクトメール(DM)事業が伸び悩んだほか、物流事業で損失を計上。本業のもうけを示す営業利益は27.4%減(前年同期比)の9億5100万円にとどまった。売上高は11.5%減の187億6000万円、四半期最終利益は28.1%減の6億7200万円。

物流事業は売上高17億4900万円(22.6%減)、部門損失2300万円(前年同期は4700万円の利益)となった。通信販売の出荷代行による取り扱いが伸びた一方、前の期にあったスポットの大型キャンペーン案件の反動があり、大幅な減収。改正派遣法による派遣賃金の上昇も含めた労務費の増加もあって、部門損益が赤字に転じた。通期は従来予想を維持する。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高18,760 [-11.5%]12,418 [-13.8%]6,456 [-6.8%]27,146 [1.4%]
営業利益951 [-27.4%]510 [-37.5%]263 [-36.3%]1,663 [21.7%]
最終利益672 [-28.1%]350 [-41%]173 [-43.3%]1,171 [22.9%]
売上高営業利益率5.1%4.1%4.1%6.1%