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原価高騰「補填できていない」が4割、ロジテック調査

2023年6月14日 (水)

調査・データキャムコムグループの3PL企業ロジテック(東京都港区)は13日、「原価高騰の影響と対策のリアル」をテーマとした調査を物流業界で働く全国の1000人に実施した。結果、「原価高騰を補填できていない」との回答が40.4%を占め、補填策としては「サービス料金の値上げ」や「経費の削減」が多かった。

「物流業界における原価高騰の影響を受けているか」との問いに対しては、「大きく影響を受けている」「若干影響を受けている」が合計で72%。「あまり影響を受けていない」「まったく影響を受けていない」が合計で28%だった。

(イメージ)

「原価高騰の原因や、影響度が高いものは」との問いには、過半数の企業が「燃料価格の高騰」「人材不足・人件費高騰」と回答した。

原価高騰の補填策については、「補填できていない」が40.4%で、利益を削って対応している会社が多かった。また「サービス料金の値上げ」と「経費の削減」が20%ずつ。「人件費のカット」と「労働時間の削減」が10%ずつだった。

ロジテックによると、「原価高騰の影響は多くの企業に出ており、利益の低減を容認する企業が多数。補填策も、サービス料金の値上げや経費削減などが多く、デジタル化や取引先を変えるなどは稀だ」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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