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クローラーダンプの遠隔操作システム販売へ

2021年3月5日 (金)

調査・データ建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるスタートアップ企業のARAV(東京都文京区)は5日、日建(山梨県南アルプス市)と平賀建設(山梨県韮崎市)と共同でクローラーダンプの用の遠隔操作システムの事業化を開始すると発表した。3社共同で実証実験に成功したことから、近くシステムの販売を開始する。

ARAVが提供する遠隔操作システムは、キャビン内の操作レバーを電動アクチュエーターで操作する方法を採用しており、大がかりな油圧系統の改造をせずに、取り付け、取り外し、載せ替えをできるのが特徴。ほぼ遅延のないスムーズな操作感を実現し、インターネット接続が可能な環境であれば、どこからでも操作できるという。

日建は、ARAVと平賀建設と共同で今春からさまざまな現場に実践投入し、システムを改良しながら、最終的に自動運転につなげていくことを目指す。

■システム紹介動画