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アライプロバンス、江戸川の工場跡地を貸出し

2021年3月8日 (月)

国内物流施設開発を手がけるアライプロバンス(東京都墨田区)は8日、江東区の葛西橋西詰のビルの屋上に、縦6メートル×横8メートルの大型広告看板を掲出したと発表した。社名の周知に加えて、江戸川区に保有する自社保有地1万7000坪のテナントを募集することが目的。かつては新井鉄工所江戸川工場として使用し、今後は大型物流倉庫の開発を計画する土地で、葛西橋を葛西側から都心に向かう車両から視認しやすい大型の赤い看板でアピールする。

同社は長年、江戸川工場で石油掘削機器を製造してきたが、昨年7月に不動産企業として「第二創業」をスタート。物流施設の開発に着手するまでの期間限定で、同跡地内の土地最長3年半から4年程度、145坪の事務所は最長1年半、賃貸するという。土地については運送会社や建設会社などの車両置場、大型再開発現場の資材置場・組立て場、事務所については近隣の建築工事の事務所などの用途を想定する。

跡地は30坪から7000坪までの分割賃貸が可能。安全確保のため、道路上には大型車両を一時停車せずに済むよう、敷地内に幅10メートル・奥行19メートルの車両出入用スペースを設け、その先のゲートを開閉して24時間出入り可能にする。

跡地は環状7号線に近く、首都高速湾岸線葛西インターチェンジまでは2キロメートル。最寄りの都営バスの停留所までは徒歩2分で、ホームセンターやショッピングモールからも近いという。