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アライプロバンス、都内工場跡地で車両置場提供

2020年9月28日 (月)

拠点・施設金属加工業から総合不動産業に事業転換したアライプロバンスはこのほど、旧江戸川工場(東京都江戸川区東葛西)の土地と事務所建物を、大型車両置場や資材置場、事務所、倉庫などとして期間限定で貸し出すことを発表した。

一時使用賃貸借の対象となるのは、同社が旧江戸川沿いに保有している1万7000坪の敷地の一部で、目安として最低30坪から分割賃貸可能。鉄骨造・木造2階建ての145坪の事務所は、事務所のほか、倉庫としても利用できる。契約期間は4年間を見込むが、今後の開発スケジュールにより区画や期間を変更する可能性がある。

同社によると、都内の希少な土地であることや、幅10メートルのスロープから24時間入出場可能であることなどを理由に、既に大型トラックやバスなどの車両置場や資材置場として利用申込があり、今後は現場事務所や本社建て替えに伴う仮事務所の設置場所としての利用なども想定されるという。

ことしで創業117年目を迎えたアライプロバンスは、7月に千葉県浦安市の旧浦安工場跡地に賃貸物流施設「浦安市港物流センター」(仮称)を着工。一時使用賃貸借を始めた旧江戸川工場跡地でも、賃貸物流施設の開発を視野に入れている。

■問い合わせ先
アライプロバンス江戸川工場
TEL:03-3680-6171
担当:大西氏、田草川氏

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